Morning After

白い朝の風が窓から優しく
僕を夢から連れ戻す
いつもなら君が 起こしに来る頃
まるで夢の続き 見てる気分さ
ふたりで揃えた
花柄のティーカップに
君の好きなジャスミンの香り浮かべて
君がいた頃と同じ様に
二つのカップに入れてみるけど

もつれ合う湯気の向こうで
君の思い出が 揺れているよ
泣いたり笑ったりの
賑やかな暮らしは
いつもそこに君が 居たからなんだね

デジタル時計に追われた毎日の暮らしも
1分刻みの中で 交わす愛も
鏡の中で 壊れていったよ
ふたりが望んだものだったのに

壁に掛けたTシャツも今日は
肩を落として淋しそうだよ
君がいた頃は 気付かなかった
退屈がこんなに悲しいなんて

白い朝の風が 優しく窓から
ぼくを夢から連れ戻す
いつもなら君が起こしに来る頃
まるで夢の続き 見てる気分...