うららかな春を揺られ行く 
電車の窓辺には
いつもよりも優しい時間(とき)
ゆっくり流れる

君は今何をしているかな 
駅への途中かな
あわてんぼう心配だな
間違えないでね

レールは二人つなぐ道
愛しさを届けに行くよ

君のいるあの空へ
持ちきれぬ想いを詰め込み
駅の名をひとつずつ 
数えてはつぶやいた
「もうすぐ逢えるから」


流れゆく町の景色まで 
なんだか綺麗だね
たぶん僕の瞳には
君が映ってる

レールは二人つなぐ道
寂しさは忘れてきたよ

君と逢うあの街で 
確かめよう二人の気持ちを
妄想にニヤついて 
気が付いて慌てては
周りを気にしてる

駅の名をひとつずつ 
数えてはつぶやいた
「もうすぐ逢えるから」

愛しい君のもとへ