にぎやかな、街の端っこ
小さな部屋
何事か、座って過ごす
鬱蒼と生い茂り
枯れてやっと
季節を宣告される

先送りしてばかり
写真を壁に貼って
感情の空白を埋め
気持ちは無脊椎ぽく
それは僕が生きる為に
とった小さな小さな進化
ほらね、また誤魔化している


そんな良いものじゃない
僕は、僕に、みつからないんじゃなく
僕は、僕に、気づかない、フリをしてる
何10年と、1人隠れん坊
虚しいのも、そのせいだろう


誰も僕を探したりしない
今日も黙って
鬱蒼生い茂る
街を眺めてる
例え、叫んでも
産まれたての、赤子の様には
抱き上げてはもらえないよ
走って走って
生きようと、咲かせようと
筋を通して

僕は、僕に、みつからないんじゃなく
僕は、僕に、気づかない、フリをしてる
何10年と、1人隠れん坊
虚しいのも、そのせいだろう