冷たい海の香りが
あの頃の記憶を呼び覚ます
行かないでと言えなかった
情けない臆病なわたしの心

過ぎ去る街の景色が
幸せだった記憶を呼び起こす
愛してた誰よりも愛してた
悲しみ胸に蘇る切ない恋の物語

貴方の声が今でも耳を離れない
何度季節変わっても忘れられない
好きだよ写真見つめ泣いていた
遅すぎた夏の夜の月私照らしてる

過ぎた時間の流れが
今の私の愛を迷わせてる
貴方以外好きになってはダメだと
勝手に決め付けていただけかな?

真夜中の着信の音に
期待してずっと見つめてる
終わったはずの愛なんだと
涙溢れてひとり泣いてた夜

貴方の優しい温もりが胸を離れない
キスした唇の感触さえ今も覚えてる
もう一度愛していると聞きたくて
戻らない愛の悲しみに涙が枯れた

失ったあの日の愛を取り戻せるなら
時間戻せるなら お願い この痛み解いて

貴方に抱かれた記憶が私を苦しめる
他の誰かにも優しい声で愛を囁くの?
見えない貴方の愛しさに心震えるの
壊れて消えたあの愛は2度と戻らない

貴方の声が今でも耳を離れない
何度季節変わっても忘れられない
好きだよ写真見つめ泣いていた
遅すぎた夏の夜の月私照らしてる