(A)
あなたみたいにきれいな夏の日を
おもいだしてる私は熱帯魚みたい

ゆらり透けるノスタルジー
つめたい観察日記

(B)
合図みたいな 鳥の声
あなたに そっと 聞いてほしい
体温計は壊れたままで
いつも 7度5分の 微熱

(サビ)
最後のページが 終わっても
物語は つづいていくって
あのね たくさん 聞いてほしいだけ
明日になってもね 
いいの

砂のお城が こわれても
夏休みは つづいていくって
あと少しだけ 影をのばして
明日で 待ってるね

(B)
ノイズみたいな 雨の音
ひたひた濡れろ しずかな檻
80分の夢が途切れて
これが 三度目の 正直 

(間奏)

(A)
あの日みたいにきれいな朝顔を
映しこんでる私は熱帯魚みたい
通り抜けてくノスタルジー
つめたい観察日記