弔辞史に
憂いを歌ひ
灼いてしまふ
さわに灼いて舞い散るはとわの時の欠片に
盆月たる月の憂ひは
灼いて灼いて
舞い散る
はあ憂いとして歌ひ
はあ憂いとして泣いて笑ふ
盆月たる月の憂いも
はあ灼いて灼いて
憂いを歌ふ