忘れることはいとも簡単で 覚えることはとても難しい
静かに呟く 大切なものほど矛盾するけど…
遥か 遠い あの場所から見えるのはあなたの優しい笑顔
もしも 少し まだ時間があったのなら諦めなかった
泣き出すことも躊躇できない あなたを失う痛みは何にも
変えられない 大切なものほど大きいけど…
遥か 遠い 雨が降りしきる大通りに落とされた愛情を
光り 灯る 潤い滴るのは錆びてしまった思い出たち
今終わりが訪れたら どうしようかと 怖いものはないと
幸せに手を伸ばすと 誰よりも穏やかに笑いあえた
立ち尽くすことしか出来ないけど 「悲しい」は超えた
遥か 一瞬 見てみれば別のものだけど不思議なもので
時計の 針が 止まって見えるように僕達は そうだった
いくつかの 思い出を 眺めていたら自然と泣いていた…
温もりが心を満たす 君の表情が記憶をかけ巡る…
もしも突然終わりが訪れたなら それは簡単に受け止められるのだろうか
寒さに身を縮める季節に 慣れてきた頃 夢を見ていた
誰かのために尽くすこと… 誓うこと 出来なかった
あれは まるで 現実じゃないようで
溶け出して 流れ出て そんなふうに歩いてきたよね
だけど 君は いつまでも来なかった
誰よりも傷ついたのは本当に君かな 認めることは厳しい
やっぱり似合わなかったかな 幾つもの光を手にとって
輝き出した幻の君には… 僕には何もなかった
何も知らなかったから
一人きり 寂しくも 辛くもなくなってしまった日に
美しく 響いてた 雨のうちのひと粒が
繰り返し 髪濡らす 捨てられた痛みさえ
感じられなくなってしまった 不器用に笑ってみたりした
あの時が 既に 懐かしい