飾った言葉一つ一つを丁寧に拾い集めてゆく 思い出すことはしなかった 忘れてないから
君のいない世界は息をしない 空はグレーに染まる
ふと乗った列車も素っ気なく走り出す 「またね」
強がるしかなくて 坂道を涙散らして走り抜けた
辿り着いたのは何もない街で 君の声が反射して聞こえるのは 思い出だからなのかもね
枯れた緑が悲しく語りかけてる 届かない声と化して空気になる 胸が熱くなる
きっとこの世のすべてを知り尽くせたなら 簡単だったよね
でもそんなふうにはいかない 答えは知らない
「さよなら」
小説に目をやって 描かれた言葉は無力感に湧いてた
口を閉じて乗ったのは何年ぶりかな 孤独はこんなにも辛い
ゆっくり息を吸って
吐き出したため息 重い温もりが口を包む 窓に写った
景色のように 時が流れるのは 早いね
強がるしかなくて 坂道を涙散らして走り抜けた
辿り着いたのは何もない街で 君の声が反射して聞こえるのは 思い出だからなのかもね
人生の終点まで あと何駅(いくつ)?