遠くまで見渡せる
あぜ道を歩くひとり旅
何処までも果てしない
鮮やかな景色ひとり占め

さようなら今日の空
着地する場所なら
占い任せにせず
さようならケセラセラ
加速する脈さえ
理解する所まで



思い出はほとばしる
鈴の音は染みる人の夢
季節ごと花ひらく
見送ればやがて時の色

さようなら春の日よ
さくら舞う道から
始まる事を信じ
さようなら夏の日よ
サルビアを忘れる
時まで愛を信じ
さようなら秋の日よ
コスモスに水差し
安らぎ映す鏡
さようなら冬の日よ
ビオラ咲く街まで
息づく種を紡ぐ