光が灯る前の朝
薄暗い車内
いつも君が隣にいた

家で布団に横になっても
きっといつも君が隣にいた
今となっては隣には誰もいない
いつも一緒にいたはずなのに


でもまだ君といたくて
まだ忘れたくなくて
君はもういないのに
まだ君がいる気がして



雨の朝に飲むコーヒーも
雨の朝に食べるトーストも
君がいないなら味はしない
君が僕にも見せる笑顔もない
君は他の誰かといるのに
僕にはまだ君が必要なのに


雨上がりの暗い朝
湿った車内
君は想い出を残して去って行った
まるで波紋を立てるように僕の心を取り乱して

まだ僕は待っている
君が戻ってくれると信じて
また僕は待っている
君がいるなら僕は全てを捨てれるから


光の中で飲んだコーヒーも
光の中で食べたトーストも
君がいないなら味はしない
君が僕に見せる笑顔もない

君は他の誰かといるのに
僕にはまだ君が必要なのに

雨の朝に飲むコーヒーも
雨の朝に食べるトーストも
君がいないなら味はない
君が僕に見せる笑顔もない
君は他の誰かといるのに
僕にはまだ君が必要なのに