陸のクラーケンに乗って


人波にうたれ
体は大きく揺れた
不安がコロコロ悪さする
背骨あたりに意志を
しっかり括りつけて
さあ、ゆこ

陸のクラーケンに乗って
ネガティブに引き込まれないようにしてただけ
中途半端な感情なんてさ
邪魔なだけと、捨てたんだ


光に向かい
ダツのように飛び込む
闇に泳ぐものだちからは
習性上仕方がないけど
明るい方へ飛び込んだ
虚しい出来事

現実のクラーケンに乗って
ただただ平和に生きて行きたかって願いも
振り落とされた途端に
邪魔者になり、絶望感


人津波に吐き出されたら
干上がり死んでしまうの?
そんなことはないけど
進化は必要かもね

こだわったままじゃ
疲れ果て落ちてゆけば終わりなっちゃう
自分を信じてほしいな
初めは怖いけどね

自由なクラーケンに乗って
無理しない仲間をつくって行こうよ
そうやって苦しみを
飲み込んで生きて行こう