バラ色に塗れた
横行く恋人らに
密かなる
シンパシー
だって百も 
身に覚えがある

永遠とは
そこはかとなく
儚く

それでも
ふたりなら
行けるだろうと

心もとない
キスの跡に
真白の吐息
きらめいて