誰もいない心の海に
沈んでゆく奥深く
そこは色も時間もなくて
歪んだまま置き去りに
荒ぶる時の海を泳いでる
息を切らし震える指先から
まだ途中の夢たどれば
摘みたての綺麗な幻



誰もいない心の空に
浮んでいるその答え
辿り着ける術などなくて
幾千もの時の中
暴れる時の風に一人立つ
腕を上げて血潮が爪先まで
体中を駆け巡れば
その胸の星座は瞬く



報われない
救われない
それでもまだ
諦めない



七つの曜日どれも勢いで
時の針を進める躊躇いなく
休暇中のストレスなら
密やかに己を欺く