頭にぼんやり
記憶がぽつり
君に伝えたい
言葉があるんだ

朝焼けが綺麗な日
君はスッと現れた
匙で掬ったスープは
遠く遠くへ急降下

夕焼けが煌めく海
君と眺めた水平線
揺れる髪とこの想い
心のフィルムに押し込んで

思い出せないこの気持ち
なにかが違う記憶とmatch
忘れたくないあの言葉
探しに行こう海へとdive

深海に言葉が沈んでる
絶対に取りに行くんだこの手で
深海に言葉が沈んでる
永遠に戻れないと分かっても

あの日約束したんだ
必ず君のそばに居ると
必ず君に伝えると
忘れたくないんだ何もかも
思い出したいんだ君の事

目の前には真っ白な壁
隣に誰か人がいる
なにかの焼ける音がする
怖くて夢中で駆け出した

どのくらい経っただろう
白い壁は白さを増して
潮の匂いに包まれて
隣の誰かと手が触れた

忘れた彼と見えない彼女
二人の想いは平行線で
交わる事のない記憶は
波に飲まれて消えてゆく

深海に沈んでいく
暗闇が包み込む
苦しい息と気持ちは
張り裂けて浮かんでいった