バス停夏の雨音が
私の赤い傘に落ちる
スカートひらり弾く
お気に入りの甘い記憶

交差点すれ違う想い
私の白い心に反響する
見上げた空頬に雫が
懐かしいあの甘い匂い

小さな傷痕隠して大丈夫笑っていたけど
見つめられた瞳に恋まで見抜かれていたの

傷口よりも
切ない心が痛い
貴方が誰かと微笑んでいる
惨めな小鳥のプライド
捨て去る勇気なんてないくせに
「行かないで」この5文字が言えない

帰り道雨の虹色が
私の白い傘に重なる
スカートふわり弾く
懐かしいあの頃の記憶

遊歩道すれ違う想い
私の赤い頬に反射する
眺めた海唇に潮風が
切ないあの日の甘い匂い

痛い傷口見せずに大丈夫笑っていたけど
触れられた指に愛まで見透かされていたの

傷痕よりも
寂しい心が痛い
貴方が誰かとキスしている
憐れな小鳥のプライド
捨て去る事が出来たらなんて
「愛してる」4文字が儚くて泣きたい

傷口よりも
切ない心が痛い
貴方が誰かと微笑んでいる
惨めな小鳥のプライド
捨て去る勇気なんてないくせに
「行かないで」この5文字が言えない

傷痕よりも
寂しい心が痛い
貴方が誰かとキスしている
憐れな小鳥のプライド
捨て去る事が出来たらなんて
「愛してる」4文字が儚くて泣きたい

「愛してる」この4文字が永遠に消えない