夏が終わる
波間に雨が落ちて
さよならがよく似合う
港町

こんな予感していたよ
涙はもう出ないよ
君はドアの向こう側へ
この雨やんだら


いつの日から
気のない返事ばかり
虚しさが時の音を
刻むだけ

愛の隙間抜けていった
風は秋に変わった
だけど僕のそばにいてよ
この雨やむまで


窓を伝う滴を僕はぼんやり見てる
引き留める言葉も流れ落ちては
どこかへ消えた


振り返ることはしないで
雲の切れ間目指して
君はドアの向こう側へ
この雨やんだら

空の色が戻ってきても
窓に光落ちても
今は僕のそばにいてよ
この雨やむまで