君は猫 まだ若い 
悪戯好きの 可愛い娘(こ)

僕なんか 毛糸球 
両手の中で 転がってる

遊ばないでおくれよ 
僕は本気さ
ほどけすぎて 絡まると
二度と元に 戻れない



大好きと 飛び込んで
頬ずりをする 君だけど

唇を 奪おうと
寄れば上手に 逃げていく

じらさないでお願い 
僕は本気さ
ほどけすぎて わからない
君と僕を つなぐ糸



月が泣く 雨降りは
決まって君は 現れて

寂しさを 紛らせば
きびす返して 消えていく

笑わないでほしいよ
僕は本気さ
ほどけすぎて 戻れない
愛にそっぽ 向けないで



僕なんか 毛糸球 
君にとっては・・・