青いっぱいに、根をはって
風に押されて、一度羽ばたき
胸いっぱいに、蓄えて
リスは冬の準備
キミが落とした木ノ実は
もう青々してる

私と青は混ざらない
葉っぱ挟み込んで
光が突き抜けた先に
ただ私が、感情を灯しただけ
燃え尽きた記憶
の中から
小さな小さな声がして

草木を掻き分け
探しました
辺り一面、陽が薄い
喉が渇く、噴き上がる
光を浴び飲み干した


青いっぱいに、根をはって
風に押されて、一度羽ばたき
胸いっぱいに、蓄えて
登って行く想像よ
キミが落とした木ノ実は
もう青々し

胸がそわそわする
相変わらず
緑はソッポを向いているけど
本気で、生きようと
緑地を出る