風化したよ
存在したコトも、
風化していたけど

よく泣いて、苔も生え
角も取れて、生け花をして
景色に馴染む、


岩文字を刻み
もう君を知らない人に
足もに、砕けた岩が寄り掛かかる
何やってんだろ
どうやって、生きたんだろ


空想は、現実を風化
させてゆく
無口な過去
誰も信じてくれない
だけど、確かに
僕は刻む
誰も信じなくていい
僕は僕を信じていた

岩文字を刻み
僕に伝えたかったコト
悔しくて、寒い、場所だから
便利の為、ぶち壊し
全部片付けたよ
僕は僕を疑っていたいた
僕は僕を忘れていた