落とし箱にあった
誰のかわからない録音機
綺麗事、棒読みしてる
歌を唄っているよ
くだらねとツバを吐き
ただ、握ったまま返すこともなく


取り敢えず語れば
知人の自慢、
長所と短所すら
鈍いまま呟くだけ

見知らぬ私は
証拠を捏造して
守りたいモノが
遠くから見る、私


今日も
落とし箱にあった
さまざまなモノ
からすれば
私が、落とし物
意味をまだ探してるから
だって