破滅に向かう者の左手には欲がある
苦しんでいる者の右手には鉛がある


死んでいく者の上には亡者が居る
生きる意味の無い者に静寂が訪れる



素晴らしきかなこの世界
僕はとても愚か者だ
楽しみ方すら忘れた
ネジが外れた玩具のように動けない



まだまだこれからだ
誰に言うつもりなんだ?
「早く死ねよこの野郎!」
誰も聞いちゃいないよ



だから そう 思うように すればいい
きっと 誰も 邪魔はしない だろう
僕は 生まれる星を 間違えた
生まれすぎて 余った いらない命



(間奏)



幸せそうに歩く人が 僕を見ながらすれ違う
不幸を背負った人が 地面を見ながらすれ違う

不満だらけの人は 警告を顔にだす
そんな感情だらけの 人の 僕は 一人である



けれど そんな くだらない真似事も
飽き飽きしてたんだ どうでもいいこの世界

誰かが 存分 幸せになればいい
その代わり 地獄へ突き落としとしてくれ 



だから そう 思うように すればいい
きっと 誰も 邪魔はしない だろう
僕は 生まれる星を 間違えた
生まれすぎて 余った いらない命