秋の空は夕暮れ
気まぐれに
思い馳せるこの心
オレンジ色に染まる
君の心は群青色に
沈み行く太陽と共に
落ちていくんだね
ここはどこ?
寂しげに頬を
かすめた冷たい風
暮れなずむ町並みには
ただずむ人の群れ
もう二度と戻れないの
君がそばにいたのに
消えてゆく僕の影
沈む夕日のように
せつなさが胸にしみる
昭和時代ノスタルジック
凍えては冷える
夜空の下
見下ろす町並み
光 明かり ぼやけている
刺す様な冷たさが頬を流れ
遠くに映る灯が
まるで宝石のよう
浮かんでは消える
あの日の面影は
見えない君の影
干からびてく喉からは
枯れ叫ぶこの声
どんなに繰り返しても
夜空にかき消される
もう一度あの頃に
戻れる日がくるなら
黄昏は永久に続く
昭和時代ノスタルジック
吹かれて響く心は
迷子のように
さまよう星のかけら
暮れなずむ町並みには
ただずむ人の群れ
もう二度と戻れないの?
君がそばにいたのに
消えてゆく僕の影
沈む夕日のように
せつなさが胸にしみる
昭和時代ノスタルジック
切なく響く秋風に
刹那に消えた幻