冴えない空の下
会う日だけが拠り所
そびえるビルの群
冷えた頬に手を伸ばす
たまにこじらせる風邪みたい
それはひとつの恋の病
君の時間に
僕がいるなら
ひとりの夜も
君であたたか



会えないそんな折
上がる熱は加速する
会えない二人だけ
巡る時が緩やかで
たまにこじらせる風邪みたい
それはひとつの恋の病
僕の頭に
君を忍ばせ
凍える時も
君でぬくもる



たまにこじらせる風邪みたい
君の本音が僕の薬
君の時間に
僕がいるなら
ひとりの夜も
君であたたか



僕の頭に
君を忍ばせ
凍える時も
君でぬくもる