新しい服に袖を通して
日差しもそよ風も心地いい春色
舞い降りる
芳しいつぼみ胸にこうして
みどりも花たちも君だけの春色
舞い踊る
眠れない冬を越えたら
春、君、色。
終わらない冬を終えたら
春、君、色。



麗しい口に跳ねた様子で
四月と追い風と引き連れた春色
舞い上がる
美しい時が君を祝うよ
翼と色彩と戯れた春色
舞い踊る
晴れやかな息吹ただよう
春、君、色。
華やかな目覚め迎える
春、君、色。



何億の分子とび交う
春、君、色。
透明な粒子ちらばる
春、君、色。



春には綺麗な初めてが似合う
君ならその傷ひとつない強い
色を持ってるはずだから、だから
春。君。色。