凍えそうだよ
今年も寒い冬が
全身凍らせていくようで
寒さを止めてよ
隣に貴方がいない
一人には慣れていた筈だったのに

嘘吐き 心の中の声が
嘲笑って私を侵食するようで
意気地無し 鏡に映った
私に私が見捨てられた気がした

寂しい なぜ声に出さない?
こんな性格にはもうウンザリで
抱きしめて欲しい 呟き独り言
静かな部屋に反響して返ってきた

じゃあどうしたらいいの?
自分でもこんな私嫌いだって解ってるよ

凍えそうだよ
今年も寒い冬が
全身凍らせていくようで
寒さを止めてよ
隣に貴方がいない
一人には慣れていた筈だったのに

臆病者 胸の中ざわめきが
微笑んで私を無視しているようで
根性なし 窓ガラスに映った
私に私が冷たい瞳で睨んでいた

淋しい なぜ本音言わない?
こんな性格にはもうゲンカイで
抱いてキスが欲しい 囁き独り言
夜の静けさに溶けて消えていった

じゃあ誰か助けて欲しいよ!
自分でもこんな私嫌いだって知ってるよ

体凍りそうだよ
今年も冷たい雪が
切なさ募らせていくようで
寒さを消してよ
隣に貴方がいない
一人きりの苦しさはもう限界で

震える手押さえ付けて電話掛けてみる
もう無理だよ会いたいよ抱きしめて欲しい

凍えそうだよ
今年も寒い冬が
全身凍らせていくようで
寒さを止めてよ
隣に貴方がいない
一人には慣れていた筈だったのに

貴方が好きだよ
やっと言えた本音
泣いた私を優しく包む指先
寒くて震えてるよ
隣の貴方を見つめる青の瞳
おいでギュって愛しい温もりの旋律